The FIVE Pennies

The FIVE Pennies

富樫勝彦-Togashi Katsuhiko

草創期のジャズベーシスト冨樫正(まさし)を父に、異彩のパーカッショニスト冨樫雅彦を兄に持つ。音楽系の才能は母の胎内から兄がすべて持ち出してしまったので、私には何も残っていなかった。5歳の頃から父のバンドに同行し、進駐軍キャンプで演奏を聴いていた。関東一円の基地はほとんど廻った。小学校2〜4年は父のバンドが箱根富士屋ホテル専属バンドになったので、私も地元の小学校に通った。毎晩stage袖で聴いていたが時々、ラテンものが入ると、兄雅彦がマラカスを持ち、私はクラヴィスを持って、ステージに上がった。学生時代はグリークラブに入ったことが多少役に立っている。パートはセカンドテノール。社会人になってからは、主に英語でメシを食っていたような生き方を続けた。還暦を機に、残りの人生は一番好きなことだけをやろうと決めて、スタンダードジャズを歌い始める。東武カルチャースクール、読売日テレカルチャースクールにて、「実践ジャズヴォーカル」の講師を務めた。ジャズスタンダード曲が生まれた経緯や背景などをウィットに富んだ切り口で語り歌う姿がファンに深く愛されている。


洋水-Hiroshi

シャンソン歌手の母の影響を受け、幼少の頃より歌と音楽に親しむ。60歳を前にジャズボーカルに目覚め、ジャズボーカルを金子晴美氏に師事。人一倍広い音域を自在な音色で操る歌声は多くの人達に大いに期待されている。スタンダードバラードを得意とし、東京、横浜、埼玉、群馬エリアでの活動の幅を積極的に広げている。2012年ファーストアルバムDreamを~今は亡きSPACE1497熊谷のマスター坂巻正(日本テレビ深夜のJAZZ番組のプロデューサー)さんからアルバム制作のお話しが、しかしリハーサルを控えた5日後に逝去され、マスターが現場に立ち会えないままサックス大森明さんプロデュースの下レコーディング、メンバーはアルトサックス大森明、ピアノ中島弘恵、ベース伊東里栄子、ドラム安永春美、コーラス三槻直子、斉藤恵美、佐口めぐみにてファーストアルバムDreamを~又その翌年2013年にセカンドアルバム~アルトサックス大森明作詞作曲CITY LIGHTSをリリース、又2012年にJAZZ専門誌JAZZJAPANに「今最も熱いアーティスト」と紹介掲載された。

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